ポトフ特別編集長の鈴木おさむさんと、
足立梨花さんが公開編集会議

 現在、朝日新聞社では特定のジャンルやテーマを深掘りするバーティカルメディア「ポトフ」で5つのメディアを運営している。これらをどう料理したら面白くなるのか。ポトフ特別編集長で放送作家の鈴木おさむさん、女優の足立梨花さん、後藤絵里バーティカルメディア統括編集長による、公開編集会議を兼ねたトークセッションが開かれた。

 まずは「メディアが色々と出てきて、ターゲットを分け、カテゴライズして発信することが大事になっている」と鈴木特別編集長。SNSで情報発信を行う足立さんも、ツイッターやインスタグラムなど、ツールごとに内容を分けているという。

 その後、鈴木特別編集長は「日本人は江戸時代から相撲の番付に親しんでいて、ランキングが大好き。5つのサイトで、テレビや雑誌ではやりにくいランキングのコンテンツをつくったらどうか」と提案した。

 まずは、ミレニアル女性の人生の悩みに寄り添う「telling,」。女性の悩みで一番多いのは恋愛・結婚であり、最近、二人の周りでもマッチングアプリで結婚した人が増えているという。「様々なサービスが出ているけど、どれがいいのかよく分からない。そこでアプリで出会った人1000人に取材し、本音を集めたマッチングアプリランキングなんていいのでは」と鈴木特別編集長は語る。

 続いて、人とペットの共生をテーマにした「sippo」。鈴木特別編集長は昔、うさぎを飼って大変だったエピソードに触れ、ペットの生態や病気になりやすいかどうかなどを獣医に聞いた「飼いやすいペットランキング」のアイデアを出す。

 一人を楽しむミドル男子のための「DANRO」では、日本のウイスキーがなくなってきたことを受け、「海外のウイスキーで代替できる銘柄はどれか。例えば『山崎』に近い海外のウイスキーランキングなんて面白いのでは」と語る。国際情報マガジン「朝日新聞GLOBE+」では、これまで行った旅で一番良いと感じたのが治安のよくないイスラエルだったことに触れ、「死ぬまでに一度は行きたい、ちょっと危ないけどおすすめな海外ベスト5」を挙げる。最後に、本との良き出会いを提供する「好書好日」では、本選びでは誰かからすすめられること、知的好奇心を刺激されることが大事と、「直木賞、芥川賞作家が選んだ好きな漫画ランキング」を提案した。

 これら鈴木特別編集長のアイデアに対し、「どれも見てみたくなるランキングばかり。とくに漫画好きとして、最後の漫画ランキングは本気で見てみたい」と足立さん。最後に、後藤統括編集長が「今日いただいたアイデアを、ぜひ実現に向けて動きたい」と締めくくった。